RPNでゲームを作ろう(10)

前回(2月10日)、前々回(2月8日)の内容を組み合わせて、

開始
乱数発生
プレイヤーの入力
判定
正しければ「CORRECT」と表示して終了
誤っていれば「FALSE」と表示してプレイヤーの入力に戻る

というプログラムにします。基本的に、今までのものを並べて書くだけです。以下に、各行に説明をつけて、プログラムを載せます。このプログラムを使うと、とりあえず、なにやらゲームらしきものを行うことができます。

―プログラムここから―
B001 LBL B ← このプログラムの名前は「B」
B002 RANDOM ← 乱数発生
B003 10 ← 
B004 × ← 10倍する
B005 INTG ← 整数化する
B006 STO Q ← 上記の数を変数Qに格納する
B007 CLSTK ← スタックをクリア
B008 INPUT A ← プレイヤーに回答を入力してもらい、その数を変数Aに格納する
B009 CLSTK ← スタックをクリア
B010 RCL Q ← 変数Qをスタックに積む
B011 RCL A ← 変数Rをスタックに積む
B012 x≠y? ← xとy(つまり上記のQとR)は異なるか?
B013 GTO C001 ← 上記で「NO」なら、ラベルCへ、そうでなければ次の行へ
B014 SF 10
B015 CORRECT ← CORRECTと表示
B016 CF 10
B017 CLSTK ← スタックをクリア
B018 RTN ← ゲーム終了
C001 LBL C
C002 SF 10
C003 FALSE ← FALSEと表示
C004 CF 10
C005 GTO B007 ← プレイヤーの入力(の前のスタックのクリア)に戻る
―プログラムここまで―

今回はここまでにしましょう。次回は、数字を当てられなかった場合のメッセージを改善したいと思います。