2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

紛失しない方法

せっかく、滅多にない、うるう日なので、何か書こうと思います。うるう日特別企画! というほどのものではありませんが。さて。私の仕事では、ノートが非常に大事です。文房具の「ノートブック」のことです。紛失すると、大変な事になります。にもかかわらず…

超整理法に必要な事

久々に普通の話を一つ。何年か前から、紙の書類の整理には、あの有名な「超整理法」を使っています。(ご存じない方は下記の原典をどうぞ。)要するに角2型封筒を用いた時間軸によるファイリングです。以前導入を試みたときは、うまくいきませんでした。な…

RPNでゲームを作ろう(15)

前回(2月22日)の続きです。今回がこの連載の最終回です。前回の予告通り、SF および CF 命令について説明します。SFは「Set Flag」、CFは「Cancel Flag」を意味していて、その名前の通り、フラグの設定(立てる)および解除(落とす)に関係する命令で…

RPNでゲームを作ろう(14)

前回(2月20日)の続きです。従来のプログラムに、前回のループの構造を導入します。以下にリストを載せます。従来の部分と、今回書き加えた部分の間に空行を入れて区別してあります。また、見やすくするために、今回書き加えた部分にだけ、説明を書き込…

RPNでゲームを作ろう(13)

前回(2月18日)からの続きです。もう夜も遅い時刻ですが、前回、話が中途半端でしたので、頑張って続きを書いてしまおうと思います。前回「for文でつまずく」という話を書きましたが、確かに、前回のプログラムを見てみると、今までより、ちょっと難しそ…

RPNでゲームを作ろう(12)

前回(2月16日)からの続きです。残った課題は、プレイヤーの回答の回数を数えて、4回を超えたらゲームオーバーにする処理を作ることです。これは、今まで既に出てきた、比較と分岐で実装できますが、HP 35sには、制御構造としてループが用意されていま…

RPNでゲームを作ろう(11)

前回(2月14日)の続きです。前回までに作ったプログラムでも、数値を入力して遊ぶことは可能です。しかし、プレイヤーが数を当てられなかった場合の表示が「FALSE」だけなのは、なんとも取り付く島がない感じでした。そこで、今回は、FALSEの場合に、もう…

RPNでゲームを作ろう(10)

前回(2月10日)、前々回(2月8日)の内容を組み合わせて、開始 乱数発生 プレイヤーの入力 判定 正しければ「CORRECT」と表示して終了 誤っていれば「FALSE」と表示してプレイヤーの入力に戻るというプログラムにします。基本的に、今までのものを並べ…

使える起承転結

同じ話題が続いてしまっているので、ちょっと毛色の違うことが書きたくなりました。そこで今回は「起承転結」について考えてみたいと思います。ビジネス文書の書き方や、小論文の書き方の本は沢山あります。そういった本には大抵、よほど古いものでない限り…

RPNでゲームを作ろう(その9)

ちょっと夜更かししていますが、前回(2月8日)の続きです。前回で、YES、NOに応じて処理を分岐させることができるようになりましたので、今回は、その分岐を利用して、YESならば「CORRECT」、NOならば「FALSE」、と表示するような処理を組み込んでみたい…

RPNでゲームを作ろう(その8)

前回(2月6日)の続きです。前回で、乱数と回答を、安全に保存できるようになりました。今回は、それらの、出題された乱数と、プレイヤーの回答を比較して、それが正解か、誤りかを判定し、それに応じて異なる処理を実行するプログラムを作ってみましょう…

RPNでゲームを作ろう(その7)

前回(2月4日)の続きです。前回は、プレイヤーからの入力を受け付けるように、プログラムを書き進めました。しかし、前回の最後で、このやり方には問題があると書きました。今回はこの問題を説明して、プログラムを改善したいと思います。前回、プレイヤ…

RPNでゲームを作ろう(その6)

前回(2月2日)の続きです。今回こそは、プレイヤーに数値を入力してもらう部分を作りましょう。と、いう割には、やりかたは簡単で、INPUT命令の後に、入力先の変数を書くだけです。ここでは、Answerということで、変数Aに入力してもらうようにしましょう…

RPNでゲームを作ろう(その5)

前回(1月31日)の続きです。今日は、プレイヤーに入力してもらう部分を作りましょう。と思ったのですが、その前に、1月30日に出てきた「スタック」について説明する必要がありましたね。今回は、それでいきましょう。HP 35sでは、AやBといった変数に…