RPNでゲームを作ろう(その9)
ちょっと夜更かししていますが、前回(2月8日)の続きです。
前回で、YES、NOに応じて処理を分岐させることができるようになりましたので、今回は、その分岐を利用して、YESならば「CORRECT」、NOならば「FALSE」、と表示するような処理を組み込んでみたいと思います。新しく必要なことは、画面へのメッセージの出力です。
メッセージを画面に表示する方法は、ちょっと変わっています、しかし、まずとにかく、公式として覚えてしまいましょう。その方法は、
まず、FLAGSを押して、メニューから「1 SF」を選び、その後、小数点キー、0キーの順に押します。すると、表示が
SF 10
となります。次に、EQNを押して、それから、表示したいメッセージを赤字のアルファベットや数字、記号(+、=等)などを使って入力します。アルファベットの入力には、毎回RCLボタンを押します。「CORRECT」であれば、RCL C, RCL O, RCL R…という具合です。入力が終わったらENTERキーを押します。すると表示は
CORRECT
となります。今度は、再び、FLAGSを押して、メニューから「2 CF」を選び、その後、さっきと同様に小数点キー、0キーの順に押します。すると、
CF 10
となります。以上で、
SF 10
CORRECT
CF 10
と打ち込んだことになります。つまり、メッセージを表示したい場合は、「EQNを押してからRCLを使ってメッセージ本文を入力し、それをSF 10とCF 10で挟む」という手順を、公式として使えば良い、ということになります。これで、とにかく、メッセージを表示することができます。
この手順でFALSEの表示も作成し、前回のプログラムの、それぞれの(〜の時の処理)の部分に組み込めば良いはずです。
今回はここまでにして、次回それをやってみます。