エジソンの伝記を読んでいます

唐突ですが、私の子供の頃のヒーローと言えばエジソンでした。

このことは長らく忘れていたのですが、それを不意に思い出して、すっかり大人になった現在、改めてその詳しい伝記を読もうと思いました。ところが、日本語では、子供用の伝記は沢山あるものの、これぞという本が見つかりません。そこで仕方なく洋書を探して、ほぼ適当に

『Edison : A Life of Invention』by Paul Israel (John Wiley & Sons, Inc. USA 1998)

を購入し、読み始めました。

今は、まだ読み始めたばかりなので、エジソンの若い頃の話です。当時は、電信技術の急速な発達による「IT革命」が起きていて、若いエジソンは、多くの発明でそれを先導していたようです。例えば、株価電送装置みたいなものも作っていたらしいですが、これなんか今のIT技術とそっくりの発想ですね。

しかし、エジソンと言えば何でしょうか?。
「電球」ではないでしょうか。

ここからわかることは、もしかしたら、現在の技術者は、IT革命を先導する(ことは大変素晴らしいことですが、それ)だけではダメで、その経験を生かして、全く別の分野での革命をおこし、それを成功させることが、重要だということでしょうか。私は「IT技術者」ではありませんが、自分の仕事で、果たしてそんなことができるでしょうか? うーん…。よく考えてみます。