重要なのに苦手な英単語(A)

英単語の勉強でもしてみようかと思います。今回は少し凝った方法で、やってみようと思います。

有名な英英辞典に「Longman Dictionary of Contemmporary English」というのがあります。「LDCE」あるいは、「LDOCE」と略記される場合もあります。これはLongman defining vocabulary(LDVと略しましょう)という、約2千の語彙で、その他の英単語を説明しています。この2千語は辞書の巻末に一覧になって載っています。今回はこれを使ってみましょう。

もちろん、この他にもいわゆる「主要単語○千語」というものはいろいろな定義があって、どれもそれぞれの意義を持って、選択されたものなのだと思いますが、今ちょうど手元にこのLDVの一覧があるので、これでいってみましょう。

LDVは主要2千語ですから、もちろん難しくはありません。でも全ての単語について、日本語並みにイメージがわくか、といえば、そうでもありません。そこで、LDVを見ていって、自分の主観で、少しでも疑問を感じたり、あるいは「新鮮み」を感じたりした単語を拾っていこうと思います。その際「単語としては知っているけど使えない、頭に浮かばないので使ったことがない」というのも、重要な判断基準でしょう。

そうすると、非常に重要なのに自分にとってあまりなじみのない単語一覧が出来上がるはずです。これを、この日記で、少しずつ作ってみます。

これは実に、自分のバカをさらすことになりますが、語学の勉強は、多かれ少なかれ、そういうものだと思いますので、まあ仕方がないです。というよりも、そうすることで身についていくものなのでしょう。

では、まず「A」から、見ていってみましょう。適当に、自分が重要だ(あるいはわかりやすい)と思った日本語訳も付けます。

admire,賞賛する、敬服する
admit,認める、収容できる
afford,余裕がある、差し支えない、与える
anxiety,不安、心配、熱望
approve,良いと認める
awkward,やっかいな、きまずい、下手な

これだけでは印象に残らないので、それぞれちょっと作文してみます。

It must not be admired.
But I must admit that I did it.
I cannot afford to watch TV because of it.
My mind is full of anxiety.
It is never approved, of course.
I am an awkward blog writer.

適当に作ってみて、読み返してみたら、やけに暗い話になっていますね。
そのうち「B」をやりたいと思います。もう少し明るく、ですね。

私の節約

私の場合、一番のお金の節約は、本を買わない、ということです。でも、本を読まないということではありません。

とはいえ、図書館は殆ど使いません。読む本は買っています。古書もできるだけ買わないようにしています。著者の仕事に対して、お金を払いたいからです。古書を買ってしまうと、その代金は著者には行かないですからね。

ではどうするのか。単純です。再読するのです。これはおすすめです。

一度読めば全てが把握できるという、天才的な人を除いて、もう一度読んでみようかな、と思うほど気に入った本を、本当にもう一度読んでみることは、意外なほどの発見をもたらします。時には、私は一回目に、いったい何を読み取ったのだ、と思うことさえあります。

ただし、もちろんたまには、再読してみて、以前はあれほどすばらしいと思ったのに、今読むとそうでもないな、と思うこともあります。それはまあ、心境の変化でしょう。そのときの私には、その本が必要だったのだと思います。

また、再読なんて考える以前に、買っただけで、読まなかった本も、いつの間にか結構積み上がっています。これはまあ、単に私が無計画なだけなのですが。お金が厳しいときは、これらを読む、良い機会になっていたりもします。

ということは、やっぱり無計画なのか…。

年度の初めに

新年度になったので、何か新しいことをやってみたくなりました。

そこで、画像のアップロードをしてみます。
でもまだよくわからないので、テスト用の画像を使います。
これは150×100 pixel、150 dpiで描いたものです。

おー。なるほど、こういうことになるんですね。

つまらない画像につきあわせてしまって、すみませんでした。
今後、画像も、うまく使っていければと思います。

年度の終わりに

今日は短く、独り言です。

今年度がまもなく終わります。

お正月と違って、卒業や
入社といったイベントがない限り、
それほど感慨はありませんが、
でも今年度は、私的には、
なかなかいろいろありました。

来年度は、もっといろいろありそうな予感がします。
個人的には、ちょっとばかり、勝負の年度に
なりそうな気がしています。

本を読む速度

速読の方法ではありません。むしろ逆の話です…。


「速すぎる、読んでないだろ!」

と言われたことがあります。
ずいぶん昔の話ですが。

実際その通りでした。時間がなかったので、「数式をとばして」
とりあえず必要とされる範囲を読んだのです。
物理の本でした。1ページにいくつも数式が並んでいます。

「数式をたくさん含んだ本を、そんなに早く読める
はずがない、もっと時間をかけなさい。」

と言われました。確かに、
まだ内容は理解できていませんでした。

その後、数式を全て理解するためには、
「字を読んで、読んだとする」のに比べ、
何倍も、いや何十倍も、時間がかかりました。

でも、例え10分の1の時間で終わりまで読んでも、
理解していなくて、その知識が実際に使えないのでは、
仕方がありません。

数式をよく検討せずに自然科学の本を読むなんて、
さながら、漢字をとばして新聞を読む子供、
あるいは、スポーツの解説本を読むだけで、
体を動かさないおじさん、といったところでしょうか。
これでは、身につくとは期待できませんね。

(もちろん、その子供やおじさんの心意気は買いますが。)

もちろん、この先で何を学ぶのか、という意味で、
少し先まで、ざっと読んでみる、というのであれば、
それは有意義だと思います。

速読に限らず、もっと早く(もっと速く)とは、
いたるところで叫ばれ、求められていますが、
速すぎることを見て、それが誤りであることを
見抜いた、この人は凄いと思います。

世の中には、遅くなければならない事もあるのですね。

日本語の句読点

日本語の句読点の打ち方は難しいです。

そもそも句読点が「外来語・輸入品」
だからだという説もあるようですね。

で、私も、
句点(。)はともかく、読点(、)の
打ち方の基準が長らく謎でした。

もちろん、原則これこれ、という指針はありますが、
一言では言えない程沢山あって、学ぶべきだとは思いますが、
これを暗記しても、反射的には運用できないでしょう。
しかも例外もあります。そんな中で、

最近、素晴らしい基準に出会いました。
それは、一言でいえば、

 読点は読者のために打つ

というものです。これは、

野内良三著『日本語作文術』(中公新書 2056)の
「§8 読点の打ち方に決まりはあるか」の、
「読点は読者へのサービス」という部分に
書いてあることです。

原理原則云々ではなくて、とにかくまず、
読んでくれる方々は読みやすいだろうか、
と考える。当たり前のようですが、
大変役に立つと思います。
(もちろんこれで、この問題が一気に
解決するわけではありませんが。)

ところで、「読点は読者へのサービス」という
言葉には「そうするべきである」という意味と、
「そうしてよい」という意味があると思います。
私には、後者の意味が特に重要でした。

エジソンの伝記を読んでいます

唐突ですが、私の子供の頃のヒーローと言えばエジソンでした。

このことは長らく忘れていたのですが、それを不意に思い出して、すっかり大人になった現在、改めてその詳しい伝記を読もうと思いました。ところが、日本語では、子供用の伝記は沢山あるものの、これぞという本が見つかりません。そこで仕方なく洋書を探して、ほぼ適当に

『Edison : A Life of Invention』by Paul Israel (John Wiley & Sons, Inc. USA 1998)

を購入し、読み始めました。

今は、まだ読み始めたばかりなので、エジソンの若い頃の話です。当時は、電信技術の急速な発達による「IT革命」が起きていて、若いエジソンは、多くの発明でそれを先導していたようです。例えば、株価電送装置みたいなものも作っていたらしいですが、これなんか今のIT技術とそっくりの発想ですね。

しかし、エジソンと言えば何でしょうか?。
「電球」ではないでしょうか。

ここからわかることは、もしかしたら、現在の技術者は、IT革命を先導する(ことは大変素晴らしいことですが、それ)だけではダメで、その経験を生かして、全く別の分野での革命をおこし、それを成功させることが、重要だということでしょうか。私は「IT技術者」ではありませんが、自分の仕事で、果たしてそんなことができるでしょうか? うーん…。よく考えてみます。